前場コメント No.1 レーザーテク、大塚HD、キヤノン、カーブスHD、円谷フィール、QPSHD

2026/07/28(火) 11:30
★9:00  レーザーテック-売り気配 中国が国産DUV露光装置の量産を開始と伝わる
 レーザーテック<6920.T>が売り気配。中国が国産DUV(深紫外線)露光装置の量産を開始したと伝わったことが材料視されている。

 米メディアのジ・インフォメーションが27日に報じた。報道を受け、同日の米国市場で露光装置大手のASMLが8%安となった。中国が自国で半導体製造装置の量産に乗り出したことで、警戒感から国内の半導体製造装置関連にも売りが出ている。東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>、SCREENホールディングス<7735.T>なども売り気配でスタートしている。

★9:00  大塚HD-3日続伸 上期営業益を上方修正 「ボイザクト」や「レキサルティ」などが好調
 大塚ホールディングス<4578.T>が3日続伸。同社は28日8時30分に、26.12期上期(1-6月)の連結営業利益(IFRS)予想を従来の1750.0億円から2780.0億円(前年同期比14.8%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは2351.5億円。

 米国の「ジンアーク」や欧州の「エビリファイ メンテナ」の後発品参入が想定より遅れたほか、「ボイザクト」、「レキサルティ」、「ロンサーフ」が好調に推移。円安効果に加え、研究開発費が計画を下回る見込みとなったことも寄与する。

★9:00  キヤノン-売り気配 通期営業益を上方修正 上期は8%増 中国が露光装置量産と伝わる
 キヤノン<7751.T>が売り気配。同社は27日、26.12期通期の連結営業利益予想(米国基準)を4560億円から4650億円(前期比2.1%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは4451億円。
 
 前回計画に織り込めなかった不確定要素を反映した。中東情勢影響やメモリ価格高騰による追加コストアップなどがあるものの、還付を含めた米国関税影響、為替影響により従来予想を上回る見通し。下期の想定為替レートは1米ドル150円→155円に、1ユーロ175円→180円に修正した。
 
 26.12期上期(1-6月)の連結営業利益は2306億円(前年同期比7.6%増)だった。

 なお、中国が露光装置の量産を開始したと伝わっており、競争激化を懸念した売りが出ている。

★9:00  円谷フィールズ-買い気配 通期営業益を上方修正 1Qは12%減 中計目標を引き上げ
 円谷フィールズホールディングス<2767.T>が買い気配。同社は27日、27.3期通期の連結営業利益予想を従来の190.0億円から225.0億円(前期比28.9%増)に上方修正すると発表した。

 アミューズメント事業では2Q(7-9月)と3Q(10-12月)に納品予定機種の完売や流通プラットフォームを通じた構造的な収益性向上を見込む。コンテンツ&デジタル事業では国内自社MD・ライセンス事業の堅調な推移や中国市場の業績回復を見込む。中期経営計画の最終年度(29.3期)目標も修正し、営業利益は従来の250億円から285億円に引き上げた。

 27.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は68.8億円(前年同期比11.9%減)だった。
 
 併せて、27.3期の中間配当について従来予想0円に対し、ウルトラマン60周年記念特別配当70円を実施すると発表した。年間配当予想は70円→140円(前期は70円)となる。

★9:00  カーブスHD-東海東京が目標株価引き上げ 会員数・物販の拡大続く
 カーブスホールディングス<7085.T>が3日続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、会員数・物販の拡大続く、株主還元強化も評価材料と判断。レーティング「Outperform」を継続し、目標株価を1200円→1370円と引き上げた。

 東海東京では、27.8期予想EPS63.5円に対し、23.8期から25.8期の期末PERの平均21.6倍を適用して目標株価を算定したとしている。株価は26年4月以降上昇傾向にあり、26年より株主還元を強化している点も評価材料。26.8期営業利益を前年比26.1%増の80.0億円、27.8期は同6.4%増の85.1億円と予想し、会員数・会員向け物販の増加継続を想定すると指摘している。

★9:01  QPSHD-MSMUFGが新規「Overweight」 一定の成長性有し資金調達の懸念小さい
 QPSホールディングス<464A.T>が買い気配。モルガン・スタンレーMUFG証券では、一定の成長性を有し、かつアセットライト故に資金調達への懸念が小さいと判断。投資判断「Overweight」を付与し、目標株価を2700円に設定した。

 MSMUFGでは、小型SAR衛星に対する潜在需要は大きく、同社のトップラインは衛星運用基数の増加に比例して大きく成長していくとみている。小型SAR衛星分野で競合するSynspective<290A.T>と比べて、アセットライトなビジネスモデルを採用しており、営業損益やFCFの黒字化は相対的に早いと予想する。 外部からの資金調達の必要性も小さいとMSMUFGはみており、機関投資家から投資対象に選ばれやすいと考えている。


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マーケットデータ
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