話題の銘柄
QPSHD
(464A)
1,517円 (+74)
アセットライトなビジネスモデルで営業損益やFCFの黒字化が相対的に早い、モルガンMUFGが新規「Overweight」、目標株価2700円
モルガンスタンレーMUFG証券が宇宙企業4銘柄の調査を開始。QPSホールディングスの目標株価を2700円に設定、投資判断「Overweight」で新規カバレッジを開始した。他の3銘柄は、Synspective(290A)が「Equal-weight」、目標株価1500円、スカパーJSAT(9412)が「Equal-weight」、目標株価2800円、ispace(9348)が「Underweight」、目標株価350円。
東南に太平洋を望む日本には、宇宙産業発展に有利な素地が備わっている。未だ勃興期にある日本の宇宙産業・企業群に対して、期待の眼差しで我々は注目していく。ロケットや衛星の部品には、真空・放射線・極端な温度変化といった過酷な条件への耐久性が求められる。一度打上げられると修理が容易ではないため、極めて高い信頼性も求められる。わずかな誤差や不具合がミッション全体の失敗につながるため、極めて高い精度も求められる。日本の精密部品サプライチェーンやものづくりの基盤は、産業によっては過剰品質と揶揄されるケースもあるが、それが宇宙産業では他国に対する競争優位をもたらし得る。日本の宇宙産業は、ロケット打上げ数では米国・中国の後塵を拝しているものの、競争力のある衛星事業者が成長しつつある。日本政府の第7期科学技術・イノベーション基本計画では、経済安全保障上の重要性が高い技術を「国家戦略技術」に指定しており、指定された6分野のうちの一つに「宇宙」が選ばれている。この「宇宙」技術には、衛星測位システム、衛星通信、リモートセンシング、軌道上サービス、月面探査、輸送サービスなどの技術が含まれている。他国に依存しない自律的な宇宙アクセスの確保、および自国の宇宙産業の成長を促進する目的で、日本政府として国内でのロケット打上げ数の増加を目指している。これまで日本のロケット打上げ数はほぼ横ばいで推移してきたが、2030年代前半に官民合計で30基/年まで増やすことを目指している。また防衛の観点でも宇宙領域の重要性は増している。日本周辺を含めた様々な地政学リスクの高まりを背景に、日本政府は防衛予算の拡充を図っている。そのうえで、従来の陸海空の枠を超え、防衛における宇宙領域の重要性が増しているため、宇宙関連の予算も拡大しつつある。防衛用途の製品・サービスおよびそのサプライチェーンは他国に依存しないことが望ましく、日本における防衛関連需要の拡大は日本の宇宙産業の成長に大きく貢献しよう。
QPSホールディングスについては、小型SAR衛星に対する潜在需要は大きく、同社のトップラインは衛星運用基数の増加に比例して大きく成長していくだろう。そのうえで、小型SAR衛星分野で競合するSynspectiveと比べて、アセットライトなビジネスモデルを採用しており(QPSはデータ分析までは行わないシンプルなビジネスモデル)、営業損益やFCFの黒字化は相対的に早いと我々は予想する。外部からの資金調達の必要性も小さいと我々は見ており、機関投資家から投資対象に選ばれやすい点も考慮して、我々は同社に対する投資判断を「Overweight」とする。QPSは31年5月期までに衛星運用基数を36基とする計画である。従って、32年5月期時点の事業収益(売上高+補助金収入)が定常状態のトッラインと考えられる。我々の32年5月期事業収益予想にEV/Sales8倍を積算し、ディスカウントレートを用いて現在価値まで割り引く計算によって、目標株価2700円を算出している、と指摘。
今2027年5月期連結税引前利益を会社計画20億円に対し22億円と予想し、来2028年5月期連結税引前利益を151億円、2029年5月期153億円と予想している。
東南に太平洋を望む日本には、宇宙産業発展に有利な素地が備わっている。未だ勃興期にある日本の宇宙産業・企業群に対して、期待の眼差しで我々は注目していく。ロケットや衛星の部品には、真空・放射線・極端な温度変化といった過酷な条件への耐久性が求められる。一度打上げられると修理が容易ではないため、極めて高い信頼性も求められる。わずかな誤差や不具合がミッション全体の失敗につながるため、極めて高い精度も求められる。日本の精密部品サプライチェーンやものづくりの基盤は、産業によっては過剰品質と揶揄されるケースもあるが、それが宇宙産業では他国に対する競争優位をもたらし得る。日本の宇宙産業は、ロケット打上げ数では米国・中国の後塵を拝しているものの、競争力のある衛星事業者が成長しつつある。日本政府の第7期科学技術・イノベーション基本計画では、経済安全保障上の重要性が高い技術を「国家戦略技術」に指定しており、指定された6分野のうちの一つに「宇宙」が選ばれている。この「宇宙」技術には、衛星測位システム、衛星通信、リモートセンシング、軌道上サービス、月面探査、輸送サービスなどの技術が含まれている。他国に依存しない自律的な宇宙アクセスの確保、および自国の宇宙産業の成長を促進する目的で、日本政府として国内でのロケット打上げ数の増加を目指している。これまで日本のロケット打上げ数はほぼ横ばいで推移してきたが、2030年代前半に官民合計で30基/年まで増やすことを目指している。また防衛の観点でも宇宙領域の重要性は増している。日本周辺を含めた様々な地政学リスクの高まりを背景に、日本政府は防衛予算の拡充を図っている。そのうえで、従来の陸海空の枠を超え、防衛における宇宙領域の重要性が増しているため、宇宙関連の予算も拡大しつつある。防衛用途の製品・サービスおよびそのサプライチェーンは他国に依存しないことが望ましく、日本における防衛関連需要の拡大は日本の宇宙産業の成長に大きく貢献しよう。
QPSホールディングスについては、小型SAR衛星に対する潜在需要は大きく、同社のトップラインは衛星運用基数の増加に比例して大きく成長していくだろう。そのうえで、小型SAR衛星分野で競合するSynspectiveと比べて、アセットライトなビジネスモデルを採用しており(QPSはデータ分析までは行わないシンプルなビジネスモデル)、営業損益やFCFの黒字化は相対的に早いと我々は予想する。外部からの資金調達の必要性も小さいと我々は見ており、機関投資家から投資対象に選ばれやすい点も考慮して、我々は同社に対する投資判断を「Overweight」とする。QPSは31年5月期までに衛星運用基数を36基とする計画である。従って、32年5月期時点の事業収益(売上高+補助金収入)が定常状態のトッラインと考えられる。我々の32年5月期事業収益予想にEV/Sales8倍を積算し、ディスカウントレートを用いて現在価値まで割り引く計算によって、目標株価2700円を算出している、と指摘。
今2027年5月期連結税引前利益を会社計画20億円に対し22億円と予想し、来2028年5月期連結税引前利益を151億円、2029年5月期153億円と予想している。
過去に取り上げた銘柄
07月28日 配信
| 銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
|---|---|---|---|
|
きんでん
(1944) |
7,795 | +321 | 旺盛な工事量を背景に増収増益が続くと予想、みずほが「中立」→「買い」、目標株価4500円→9300円 |
|
富士フイルム
(4901) |
3,831 | +205 | 決算では堅調な実績や見通しが示されると予想、モルガンMUFGが「Overweight」継続、目標株価4600円→4700円 |
|
日ガス
(8174) |
2,924.5 | +61 | LPガス再編の主役となろう、岡三が新規「強気」、目標株価3550円 |
|
ニチアス
(5393) |
3,485 | +119 | 攻めも守りもできるクオリティ銘柄、SPE向け部材、株主還元に注目、SBIが新規「買い」、目標株価4460円 |
07月27日 配信
| 銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
|---|---|---|---|
|
サンリオ
(8136) |
1,159.5 | +16.5 | 北米の潜在市場は大きい、水戸が新規「A」、目標株価1800円 |
|
ニプロ
(8086) |
1,570 | +16.5 | 全社KPI達成における責任の所在が明確化、目標達成の確度が向上しよう、UBSが「Buy」継続、目標株価2180円→2510円 |
|
ボードルア
(4413) |
2,934 | +110 | 過去の採用・育成の成果が目に見えてきた27年2月期第1四半期決算、SBIが「買い」継続、目標株価6800円→6900円 |
|
コムシスHD
(1721) |
5,269 | +76 | モバイル工事とデータセンターが増益を牽引へ、大和が「2(アウトパフォーム)」継続、目標株価4200円→6100円 |
07月24日 配信
| 銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
|---|---|---|---|
|
KOKUSAI
(6525) |
9,108 | +367 | 評価ポイントは「ロジック向け」と「前工程」、UBSが新規「Buy」、目標株価13200円 |
|
日電波
(6779) |
2,903 | +53 | 27年3月期も生成AI向け産機、防衛関連の特機等が好調持続、東海東京が「Outperform」継続、目標株価1150円→4100円 |
|
荏 原
(6361) |
5,752 | +159 | 精密・電子セグメントの26年12月期受注計画上方修正がカタリストに、モルガンMUFGが「Overweight」継続、目標株価5800円→7100円 |
|
サイゼリヤ
(7581) |
7,420 | +300 | 中国の既存店売上高の底打ち、国内の価格政策の変化を評価、みずほが「買い」継続、目標株価7200円→9200円 |
07月23日 配信
| 銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
|---|---|---|---|
|
三菱商
(8058) |
4,888 | +224 | 資源事業が業績をけん引、セクタートップピック、みずほが「中立」→「買い」、目標株価3800円→6190円 |
|
安川電
(6506) |
5,213 | +94 | アカウンタビリティ不足だが、「フィジカルAI」は政府戦略の筆頭、岡三が「強気」継続、目標株価5400円→7000円 |
|
パナソニックH
(6752) |
4,095 | +22 | BBU+コンデンサ/材料、構造改革効果で新たな成長局面へ、みずほが「買い」継続、目標株価3120円→5300円 |
|
TKP
(3479) |
1,816 | +42 | オフィス需要の好調に加え、婚礼事業の統合効果も寄与、SBIが「買い」継続、目標株価4670円→5170円 |
07月22日 配信
| 銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
|---|---|---|---|
|
イビデン
(4062) |
17,415 | +1,730 | 株価下落局面で投資妙味が高まる、SMBC日興が「2」→「1」、目標株価6300円→21500円 |
|
アドバンテ
(6857) |
29,630 | +2,125 | DRAMメーカーの投資再開、AI用プロセッサの内製企業増加、GPU用テスタ需要拡大で中長期的に高い利益成長を予想、SBIが新規「買い」、目標株価43300円 |
|
ミネベアミツミ
(6479) |
3,902 | +81 | AIの追い風強まる、UBS証券が「Buy」継続、目標株価4450円→5750円 |
|
日産化
(4021) |
7,914 | +306 | 前工程向けを中心とする半導体材料の成長等に対して株価は割安、みずほが「買い」継続、目標株価6300円→9200円 |
07月21日 配信
| 銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
|---|---|---|---|
|
豊田合
(7282) |
4,920 | -94 | セーフティ中心とした高成長続こう、大和が新規「2(アウトパフォーム)」、目標株価5700円 |
|
双 日
(2768) |
5,072 | -143 | 勝ち筋事業に注力し収益拡大へ、東海東京が「Outperform」継続、目標株価7700円→7900円 |
|
サンリオ
(8136) |
1,204.5 | -12 | 高収益のライセンス事業拡大とキャラクター多様化が収益の質を高める、丸三が「買い」継続、目標株価1620円→1850円 |
|
高島屋
(8233) |
2,480.5 | -13 | 27年第1四半期好調で通期計画に上振れ余地、SBIが「買い」継続、目標株価1650円→2880円 |
07月17日 配信
| 銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
|---|---|---|---|
|
シンプレクスH
(4373) |
1,065 | +33 | 金融分野での強みを活かし、領域拡大とAIでさらなる成長へ、SMBC日興が新規「1」、目標株価1500円 |
|
ニチコン
(6996) |
3,230 | -20 | 27年3月期も利益続伸の計画、生成AI向けアルミコンの伸びに注目、東海東京が「Outperform」継続、目標株価1950円→4500円 |
|
ヒロセ電
(6806) |
27,325 | -295 | 意志ある投資の実行で売上高拡大へ、SMBC日興が「1」継続、目標株価23000円→35200円 |
|
ギフトHD
(9279) |
4,970 | +370 | 今期会社利益計画を上振れると予想、野村証券が「Buy」継続、目標株価5200円→5500円 |