後場コメント No.3 バトンズ、シキノハイテック、エアトリ、FFRI、イチケン、平山

2026/05/18(月) 15:30
★13:29  バトンズ-急落 今期営業益7%増見込む 前期は7.0倍
 バトンズ<554A.T>が急落。同社は15日、27.3期通期の営業利益予想を3.9億円(前期比6.6%増)にすると発表した。 

 将来の飛躍に向けた基盤構築のための戦略的費用を今期に集中して計上する計画。本社移転に関連する諸費用、期初の新規上場に係る業務委託費、プラットフォームの信頼性向上を目的とした表明保証保険の導入費用などを見込んいる。

 26.3期通期の営業利益は3.6億円(前の期比7.0倍)だった。厳格な案件審査・支援体制の運用に注力した結果、成約組数は753組(前期比52組減)と一時的に減少した。一方、手厚い支援体制により質の高いマッチングを実現し、中大型案件の受託・成約が伸長した。

 なお、今期の利益成長率が鈍化する見通しであることから、株価は売りが優勢となっている。

★13:35  シキノハイテック-ストップ高買い気配 今期営業黒字転換見込む 前期は赤字転落
 シキノハイテック<6614.T>がストップ高買い気配。同社は15日、27.3期通期の営業利益予想を1億1700万円(前期は1億6900万円の赤字)に、年間配当予想を15円(前期は15円)にすると発表した。AIサーバー需要の拡大とそれに伴う関連市場における設備投資の増加などにより、半導体・電子部品の需要は一層高まることを見込む。

 26.3期通期の営業損益は1億6900円の赤字(前の期は5600万円の黒字)だった。車載用半導体の在庫調整継続により半導体後工程商材や専用計測器の受注が低迷したことなどが響いた。
   

★13:47  エアトリ-ストップ高買い気配 通期営業益を上方修正 上期は63%増
 エアトリ<6191.T>がストップ高買い気配。同社は15日、26.9期通期の連結営業利益(IFRS)予想を従来の10.0億円から15.0億円(前期比48.4%減)に上方修正すると発表した。

 外部環境の影響もあり、エアトリ旅行事業におけるさらなる成長鈍化があるものの、エアトリ旅行事業に続く各事業セグメントがそれぞれ好調に推移し、堅調に利益の積み上げを継続。これまでの投資やM&Aなどの実施状況も踏まえた。

 26.9期上期(10-3月)の連結営業利益は25.1億円(前年同期比63.2%増)だった。

★13:47  エアトリ-ストップ高買い気配 立会外含む250万株・17億4000万円を上限に自社株買い 割合11.0%
 エアトリ<6191.T>がストップ高買い気配。同社は15日、250万株・17億4000万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2026年5月18日~2026年9月30日。取得方法は、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む市場買い付け。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は11.0%となる。

★13:56  FFRI-急落 今期営業益7%増見込む 前期は67%増
 FFRIセキュリティ<3692.T>が急落。同社は15日、27.3期通期の連結営業利益予想を14.5億円(前期比6.5%増)に、年間配当予想は18円(前期は18円)すると発表した。

 ナショナルセキュリティ・サービスの案件増加による売り上げ増加を見込む。セキュリティ・エンジニアの人員増による人件費の増加や、採用活動の強化による採用コストの増加も見込んでいる。

 26.3期通期の連結営業利益は13.6億円(前の期比67.0%増)だった。会社計画9.1億円を上回った。採用コストおよび人件費を保守的に見積もっていたことなどから、従来予想を上回る着地となった。期末配当は従来予想の14円に対し18円に決定した。

 なお、今期の利益成長率が鈍化する見通しであることから、株価は売りが優勢となっている。

★14:17  イチケン-売り買い交錯 今期営業益6%減見込む 前期は32%増
 イチケン<1847.T>が売り買い交錯。同社は18日14時、27.3期通期の連結営業利益予想を85.0億円(前期比5.9%減)に、年間配当予想を125円(前期は株式分割考慮前で230円)にすると発表した。

 中期経営計画の経営目標の達成に向けて、協力会社とのパートナーシップをよりいっそう強固にし、変化する市場環境に適応して各種施策を実行するとしている。

 26.3期通期の連結営業利益は90.3億円(前の期比32.2%増)だった。建築事業の利益率上昇などが寄与した。

★14:23  平山HD-3日ぶり反発 3Q累計営業益50%増 期末配当予想の増額も発表
 平山ホールディングス<7781.T>が3日ぶり反発。同社は15日、26.6期3Q累計(7-3月)の連結営業利益は15.1億円(前年同期比50.4%増)だったと発表した。通期の会社予想13.4億円を3Q時点で上回っている。

 同社では、堅調なゴム製品関連に加え低迷していた電子デバイス・半導体関連と防衛産業関連からの受注が増加しており、また、受注単価の引き上げが進んでいることや新卒の配属が順調に進み生産に寄与していることから、今後も着実な進展を見込んでいる。
 一方で、引き続き積極的な人材採用を進めるとともに、特殊技能工である設備保全士や半導体関連技能者等の教育・育成により、ハイエンドスキル技能工の増員を進めるとし、通期の業績予想は据え置いている。

 セグメント別では、同社が基盤事業と位置付けるインソーシング・派遣事業の26.6期3Q累計の売上高は228.6億円(前年同期比4.7%増)、セグメント利益は18.9億円(同36.4%増)となった。
2025年10月からの最低賃金改定に伴う派遣単価アップへの理解が得られたことや、現場での改善活動による生産効率向上が増益に寄与した。一方で、今後の成長に向けたハイエンド技能人材教育や新拠点の設置、採用担当者の拡充といった戦略的な費用投入も継続している。
 
 成長事業と位置付ける技術者派遣事業の26.6期3Q累計の売上高は23.4億円(前年同期比0.9%増)、セグメント利益は6984万円(同29.9%減)となった。主要顧客である搬送システム関連製造業及び航空機産業において、制御・組込ソフトウェア、生産設備、生産技術分野を中心とした受注が引き続き堅調に推移していることなどにより増収となったものの、採用済みの若手IT系エンジニアの配属に時間を要したことが響き、減益となった。

 収益改善事業と位置付ける海外事業の26.6期3Q累計の売上高は17.6億円(前年同期並み)、セグメント利益は4381万円(同22.3%増)となった。売上高は前年同期並みとなったが、継続的なローコストオペレーションとコスト削減により増益を確保した。

 併せて、26.6期の期末配当予想を従来の35円から38円(前期末は34円)に引き上げると発表した。年間配当予想は53円→56円(前期は50円)となる。なお、26年7月1日付で1株を2株とする株式分割を実施予定だが、配当予想は分割前ベース。

 株価は3月につけた上場来高値(1634円)からの目先の調整局面にあるが、2月中旬まで続いたもみ合い水準をサポートに上昇再開機運が強い。25日線上を回復する動きになっており、4月8日の戻り高値(1541円)を上回れば上場来高値が視野に入る。


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