前場コメント No.7 三井化学、チャームケア、コマツ、大和工、武田、日電硝

2026/08/31(月) 11:31
★10:10  三井化学-野村が目標株価を引き上げ  B&GMやモビリティの予想を増額修正
 三井化学<4183.T>が続伸。野村証券では、 B&GMやモビリティの予想を増額修正。投資評価は「Neutral」を継続し、目標株価は2140円→2420円に引き上げた。

 野村では、B&GM(旧・石油化学)のコスト削減やモビリティでの価格転嫁の進展、半導体材料の売上拡大によるICTの好調などを考慮し、コア営業利益予想を上方修正。足元では中東の混乱は継続している一方、中東以外でのナフサ調達にも一定の目途が立ちつつあることから、26年2月以前に使用していた親会社株主利益の成長率とPERとの関係を用いた手法に変更した。26年6月に歯科材料のUltradent社の買収を発表しており、シナジー効果についてその目途が立てば現状より高い評価が可能とみている。

★10:14  チャームケア-底堅い ドーナッツロボティクスと資本業務提携
 チャーム・ケア・コーポレーション<6062.T>が底堅い。同社は31日10時、フィジカル AI・ヒューマノイドロボットの開発を手掛けるドーナッツロボティクス(東京都港区)との間で、介護現場におけるフィジカル AI・ロボット技術の社会実装を推進することを目的として、資本業務提携契約を締結したと発表した。
 
 同提携に伴い、同社はドーナッツロボティクスが発行する普通株式を3億円で引き受けるという。同社が有する介護施設運営のノウハウと実際の介護現場、ドーナッツロボティクスが有するAI・ロボティクス技術を掛け合わせ、ヒューマノイドロボット「cinnamon 1(シナモン ワン)」をはじめとするフィジカルAIの介護現場への導入を進めるという。単なるロボットの導入にとどまらず、実際の介護現場での実証と共同開発を重ねることにより、「人とロボットが協働する次世代の介護モデル」の構築をめざすとしている。

★10:20  コマツ-SBIが目標株価引き上げ 通期計画の保守性と28.3期最高益更新に注目
 コマツ<6301.T>が小幅安。SBI証券では、鉱山機械のアフターマーケットを軸に収益安定性を高める構造変化を評価。投資判断「買い」を継続し、目標株価を8500円→9000円と引き上げた。

 SBIでは、27.3期1Qの売上高が前年同期比15%増、営業利益が同8%増と好調で、会社が通期営業利益を期初計画比470億円増額の5550億円へ上方修正した点に注目。鉱山機械アフターでは部品売上が前年同期比21%増、サービス等売上が同16%増と好調で、北米もデータセンターやレンタル向けがけん引した。27.3期営業利益は為替前提、部品・サービス売上、海上輸送費が保守的な会社計画を上回る6000億円を予想し、28.3期は6600億円と3期ぶりに最高益を更新するとみている。

★10:26  大和工業-野村が目標株価を引き上げ  米国の形鋼需要の強さが業績を牽引
 大和工業<5444.T>が反発。野村証券では、米国の形鋼需要の強さが業績を牽引と指摘。投資評価は「Neutral」を継続し、目標株価は11000円→14200円に引き上げた。

 野村では、米国での需要好調による値上げの進捗などを反映。今後、(1)総還元性向の策定や下限配当の引上げなど一段の株主還元の強化策や、(2)JFEスチールとの一体運営による稼働率の改善などが示されれば、さらなる株価評価も可能とみている。27.3期経常利益を963億円(前期比48%増)と予想。従来予想からの主な変更点は、(1)日本を需要やスプレッドの悪化を踏まえ約40億円減額した一方、(2)米国の形鋼事業からの持分法利益を約280億円増額した。米Nucorとの合弁事業で米国で形鋼事業を展開するNucor Yamato Steelでは、データセンタやその他メガプロジェクト向けの需要好調を背景に受注残も過去最高水準にあるという。

★10:29  武田薬品工業-SMBC日興が目標株価引き上げ 3つの次世代品フェーズ2結果に注目
 武田薬品工業<4502.T>が3日続落。SMBC日興証券では、新薬3製品の上市と3つの次世代品のフェーズ2結果に注目。投資評価「2(中立)」を継続し、目標株価を5600円から6100円に引き上げた。

 SMBC日興では、27.3期第1四半期決算発表後の取材を踏まえて業績予想を修正。8月に承認されたナルコレプシー治療薬Orzeyfulのピーク売上高予想を3000億円から4000億円へ引き上げたことなどを踏まえた。新薬3製品の上市費用や次世代パイプラインの開発コストがかさむため、今後2~3年はコア営業利益が横ばいとなることを見込む。今後は、がん免疫治療薬IBI-363、ナルコレプシー治療薬TAK-360、クローン病・潰瘍性大腸炎治療薬zasocitinibのフェーズ2結果が注目イベントとしている。

★10:31  日本電気硝子-底堅い サーバー向けガラス繊維を27年に量産 AI普及で再参入=日経
 日本電気硝子<5214.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は28日17時45分、同社がAIサーバー向けのガラス繊維の量産を2027年に始めると報じた。
 
 記事によると、電子基板の補強材料に使い、電力ロスを小さくできるという。電子部品向けは20年前にいちど撤退した経緯があるが、生成AIの普及を機に再参入した。滋賀県東近江市の工場で27年春までに量産を始める、その後も設備を増強し、27年後半には生産能力を2倍に引き上げるという。投資額は50億~100億円になるもよう。

関連ニュース
日本株の最新ニュース
ピックアップニュース ピックアップ
08/31 壱番屋(7630)
壱番屋-買い気配 カレー店「ココイチ」、親会社のハウス食品Gが売却検討 親子上場解消=日経
08/31 キオクシアHD(285A)
キオクシアHD-売り気配 米ハイテク株安を嫌気 AI関連に売り
08/28 ANYCOLOR(5032)
ANYCOLOR-5日続伸 「にじさんじ」より2名のライバーがデビュー
08/28 エコモット(3987)
エコモット-買い気配 ヒグマ対策にフィジカルAI活用 Go-Tech事業に採択
08/28 シリコンスタシオ(3907)
シリコンスタジオ-買い気配 「官公庁事業推進室」を新設 防衛・防災などにデジタルツイン展開
マーケットデータ
日経平均 65,361.60 -1043.96
TOPIX 4,128.76 -17.95
グロース250 813.40 -9.76
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ