前場コメント No.5 ミズノ、村田製、アクセルスペ、クボテック、住友鉱、FUJI

2026/09/02(水) 11:30
★9:06  ミズノ-SMBC日興が目標株価引き上げ 投資評価「1」継続:いまだ成長曲線の序章
 ミズノ<8022.T>が底堅い。SMBC日興証券では、いまだ成長曲線の序章と判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を4600円から4900円に引き上げた。

 SMBC日興では、ランニング、フットボール、スポーツスタイル、ゴルフ、ワークの各カテゴリーで、段階的に成長率が加速していると評価。商品力は高く、地道な営業施策が奏功しているとした。国内売り上げは全体の6割を占めるが、海外市場拡大が今後の注目点としている。

★9:07  村田製作所-丸三が目標株価引き上げ 収益拡大の確度大
 村田製作所<6981.T>が反落。丸三証券では、AIサーバー向け超ハイエンドMLCC(積層セラミックコンデンサ)の力強い需要に応え、収益拡大の確度大と判断。投資判断「買い」を継続し、目標株価を7900円→9600円と引き上げた。

 27.3期1Qは売上5023億円、営業利益985億円、営業利益率19.6%。円安影響を除いても13%増収、33%営業増益となった。パワーツール向けの二次電池販売が減少したものの、AIサーバー向けMLCC売り上げが大幅に拡大。AIサーバー向けを含むデータセンター関連向け売上が697億円と大きく伸長し、幅広い用途で受注が大幅に増加した。27.3期1Q受注高は6739億円と四半期別受注高で過去最高となっており、AIサーバー向けMLCCの「数量増×平均単価上昇」が組み合わさり、同社収益を力強くけん引していくと丸三ではみている。

★9:11  アクセルスペースHD-3日ぶり反落 スターシグナルと協業開始
 アクセルスペースホールディングス<402A.T>が3日ぶり反落。同社は1日、連結子会社のアクセルスペースが、Star Signal Solutions(東京都中央区、以下「スターシグナル」)と衛星運用の安全性向上と持続可能な宇宙利用の実現に向け、宇宙状況把握関連サービスの試用・評価、及び将来的な商用サービスの実用化に向けた協力を目的に覚書(MOU)を締結したと発表した。
 
 同協業では、アクセルスペースが有する小型衛星の開発・運用に関する知見と、スターシグナルが有する宇宙物体観測、軌道解析、接近解析および衝突回避支援技術を組み合わせ、実運用環境における宇宙状況把握サービスの有効性の評価を推進するとした。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★9:11  クボテック-大幅高 品貸料の最高料率4倍適用
 クボテック<7709.T>が大幅高。日本証券金融(日証金)は1日、同社株について1日申し込み分から当分の間、貸借取引品貸し申し込みにおける品貸料の最高料率を4倍とする臨時措置を講じると発表した。貸し付け株券の調達が困難であるためとしている。

 株価は売り方の踏み上げを期待した買いが入っている。

 なお、東京証券取引所は同社を整理銘柄に指定しており、10月1日付で上場廃止となる予定。

★9:20  住友金属鉱山-急落 長期金利上昇を受け金の下落続く 非鉄株が安い
 住友金属鉱山<5713.T>が急落。金価格の下落が嫌気されている。

 1日のニューヨーク金先物相場は3日続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる12月限は前営業日比85.1ドル安の1トロイオンス=4396.4ドルとなった。中東情勢の緊張が再び高まったことで原油先物が急騰。エネルギー価格の高騰を受けてインフレ懸念が強まると、米10年債利回りは昨年1月以来の高水準となる4.79%台まで上昇した。このことが嫌気され、金利を生まない金も引き続き売られる展開となった。

 金価格の下落を受けて、金鉱山を保有する同社にも売りが出ている。三菱マテリアル<5711.T>、DOWAホールディングス<5714.T>、AREホールディングス<5857.T>なども安い。

★9:27  FUJI-大和が投資判断引き上げ 多彩な用途や顧客、新製品の競争力が大きな強み
 FUJI<6134.T>が反発。大和証券では、多彩な用途や顧客、新製品の競争力を評価。投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「1(買い)」に引き上げ、目標株価を9000円→10000円と引き上げた。

 27.3期1Q決算は営業利益がYoY3倍、受注高も同+97%と伸長し、想定を大幅に上回る好決算となったが、その後の株価パフォーマンスは冴えない。大和では、現時点では来期を見通しても受注高が減少するリスクは限定的であり、好材料出尽くしと判断する理由もないとしている。タイやベトナム、マレーシア、北米での台湾系EMS向けを中心としたサーバ用途が増加し、非EMS向けにもサーバ電源用などが増加。中国や米国では車載用が伸長し、多彩な顧客層が強みであり成長ドライバーになるとみている。

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