前場コメント No.8 アストマックス、モルフォ、TOPPANHD、IGポート、野村HD、ウィルスマート

2026/09/02(水) 11:30
★10:45  アストマックス-大幅高 地熱発電開発のファーボ・エナジー急騰を材料視か
 アストマックス<7162.T>が大幅高。地熱発電開発の米ファーボ・エナジーが、1日の米国市場で急騰したことが材料視されているもよう。

 ファーボ・エナジーは1日、グーグルと396メガワットの電力購入契約(PPA)を締結したと発表。リリースを受けてファーボ・エナジーの株価は28%超の上昇となった。同社は国内で地熱発電事業を手掛けており、今後地熱発電への注目度が高まるとの期待から買いが入っているようだ。

★10:54  モルフォ-ストップ高 AstemoとSDVに関するカメラ技術領域で共同開発を開始
 モルフォ<3653.T>がストップ高。同社は2日、Astemo(東京都千代田区)と、ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)に関するカメラ技術領域における共同開発を開始したと発表した。
 
 相提携は、同社が長年にわたって積み上げてきた車載AI・画像処理技術を、SDVという次世代の自動車プラットフォームに本格展開する、同社の車載事業における重要なマイルストーンだという。安全性・信頼性のトップTier-1サプライヤーであるAstemoとの共同開発を通して、同社の技術開発のさらなる加速と事業拡大をめざすとした。
  

★10:59  TOPPANHD-続落 小型デュアルRFIDタグを開発
 TOPPANホールディングス<7911.T>が続落。同社は2日、グループ会社のTOPPANが、アパレルブランド向けに、サプライチェーン管理と消費者へのトレーサビリティー情報提供を両立する小型デュアルRFIDタグを開発したと発表した。
 
 同製品は、長距離通信での一括読み取りに優れたUHF帯と、近距離通信で安全性に優れたNFCの2つの通信規格を統合したデュアルタイプのRFIDタグだという。UHF帯により物流や店舗におけるサプライチェーン管理を一括読み取りで効率化するとともに、購入後はNFCにより消費者のスマートフォンでトレーサビリティー情報が閲覧可能となる。また、トレーサビリティー情報の提供だけでなく、真贋判定やキャンペーンへの参加などにも活用でき、顧客体験価値の向上に貢献するという。2026年度内の提供開始をめざすとした。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★11:04  IGポート-東海東京がレーティング引き下げ コスト上昇などで業績予想を引き下げ
 IGポート<3791.T>が5日続落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、版権好調だがコスト上昇などで業績予想を引き下げ。レーティングを「Outperform」→「Neutral」に、目標株価を2020円→1110円へそれぞれ引き下げた。

 東海東京では、優れたアニメ制作実績や出資強化による版権事業の収益拡大策などを高く評価している。一方、映像制作事業の人件費高騰、商品販売事業の不調などを理由にレーティングを修正。目標株価は基準年度を1期移行し、28.5期東海東京予想EPS55.4円にヒストリカルレンジ低位PER20倍(前回30倍)で算出した。アニメ業界の構造的な制作コスト上昇などを考慮し低位PERを用いている。

★11:12  野村HD-東海東京が目標株価引き上げ 通期は高水準の利益水準を確保しよう
 野村ホールディングス<8604.T>が反落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、通期は高水準の利益水準を確保すると予想。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価を1800円→2200円に引き上げた。

 東海東京では、同社のバリュエーションは業績の安定性が向上していることを踏まえPERを採用。東海東京が期待するPERは同社の過去3年間の平均予想PERより12.9倍(前回13.1倍)とした。27.3期2Q(7-9月)は好況であった1Qに比べると、投資家のアクティビティがペースダウンすると想定。一方、27.3期通期では高水準の業績を見込んでいる。

★11:12  ウィルスマート-3日ぶり反発 バス業務標準仕様に準拠した基幹業務システムを新規構築
 Will Smart<175A.T>が3日ぶり反発。同社は2日、国土交通省の令和8年度「『交通空白』解消等リ・デザイン全面展開プロジェクト」地域交通DX推進タイプにおいて、同社が実施主体となる「バス業務標準仕様に準拠したWEBベース計画系・実績集計系クラウドシステムの新規構築」が採択されたと発表した。
 
 同プロジェクトでは、国土交通省が定めるバス業務標準仕様などに準拠し、Webベース・ペーパーレスを前提とした機能拡張性の高いクラウド型の基幹業務プラットフォームを新規開発する。同システムは業務目的に応じた複数の機能群で構成され、今回開発するのは、路線・ダイヤ・車両・乗務員割り当てなどを統合管理する計画系と、運行実績や乗降実績を集計・分析する実績集計系だという。標準業務モデルに基づいて業務そのものを見直すことで、バス事業者の業務改善を支援するとした。
  

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