IPO銘柄詳細
| コード | 市場 | 業種 | 売買単位 | 注目度 |
|---|---|---|---|---|
| 648A | 東証グロース | 情報・通信業 | 100株 | A |
注目のIPO銘柄
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スケジュール
| スケジュール | |
|---|---|
| 仮条件決定 | 2026/09/28 |
| ブックビルディング期間 | 2026/09/29 - 10/02 |
| 公開価格決定 | 2026/10/05 |
| 申込期間 | 2026/10/06 - 10/09 |
| 払込期日 | 2026/10/14 |
| 上場日 | 2026/10/15 |
| 価格情報 | |
|---|---|
| 想定価格 | 1,360円 |
| 仮条件 | 1,390 - 1,480円 |
| 公開価格 | 1,480円 |
| 初値予想 | 2,000円 |
| 初値 | 2,030円 |
- スケジュールは上場企業都合により変更になる場合があります。
基本情報
| 代表者名 | 有馬弘進(上場時58歳2カ月)/1968年生 |
|---|---|
| 本店所在地 | 東京都港区北青山 |
| 設立年 | 1995年 |
| 従業員数 | 47人 (2026/07/31現在)(平均32.1歳、年収587.1万円) |
| 事業内容 | デバイス×AI(人工知能)クラウド型の「記録DX(デジタル変革)プラットフォーム」を提供 |
| URL | https://lecre.jp/ |
| 株主数 | 18人 (目論見書より) |
| 資本金 | 30,000,000円 (2026/09/08現在) |
| 上場時発行済株数 | 9,500,000株(別に潜在株式805,000株) |
| 公開株数 | 3,841,000株(公募500,000株、売り出し2,840,000株、オーバーアロットメント501,000株) |
| 調達資金使途 | 採用費・人件費、AI技術・システム開発費、オフィス増床費用、販売促進費 |
| 連結会社 | 0社 |
シンジケート
公開株数3,340,000株(別に501,000株)
| 種別 | 証券会社名 | 株数 | 比率 |
|---|---|---|---|
| 主幹事証券 | 野村 | 3,306,600 | 99.00% |
| 引受証券 | SBI | 33,400 | 1.00% |
大株主(潜在株式を含む)
| 大株主名 | 摘要 | 株数 | 比率 |
|---|---|---|---|
| TAK(株) | 創業者の資産管理会社 | 3,800,000 | 44.94% |
| 池田武史 | 創業者、元代表取締役 | 2,840,000 | 33.58% |
| 有馬弘進 | 代表取締役 | 1,000,000 | 11.82% |
| 渋谷充宏 | 取締役 | 200,000 | 2.36% |
| 池田恭子 | 元取締役 | 150,000 | 1.77% |
| 野村絵里奈 | 従業員 | 114,000 | 1.34% |
| 東哲 | 従業員 | 64,000 | 0.75% |
| 阿部雅美 | 従業員 | 32,000 | 0.37% |
| 嶌崎香織 | 従業員 | 32,000 | 0.37% |
| 石倉麻里奈 | 従業員 | 32,000 | 0.37% |
業績動向(単位:百万円)
| 決算期 | 種別 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2027/09 | 単独会社予想 | 4,177 | 1,212 | 1,212 | 792 |
| 2026/09 | 単独会社予想 | 3,473 | 688 | 701 | 464 |
| 2025/09 | 単独実績 | 2,920 | 329 | 341 | 226 |
| 2024/09 | 単独実績 | 2,224 | 78 | 77 | 49 |
売上高
営業利益
経常利益
純利益
1株あたりの数値(単位:円)
| 決算期 | 種別 | EPS | BPS | 配当 |
|---|---|---|---|---|
| 2027/09 | 単独会社予想 | 91.51 | 302.34 | 24.00 |
参考類似企業
事業詳細
現場業務記録サービスの開発・提供。工事の進捗、子供の成長、修理の工程など、現場作業や対象の状態を写真により視覚的に記録し、クラウド上で関係者に共有・説明するための専用端末、アプリケーション、クラウドやAI(人工知能)を組み合わせた記録DX(デジタル変革)サービスを開発・提供している。記録特化型AI「RecAI」により撮影時の情報を証明IDとして保持し、撮影後の改変の有無を照合できる写真証明基盤を運用している。
1995年9月に富士通の社内ベンチャー制度により設立され、2009年3月に富士通との資本関係を解消した。現社名「Lecre」は、古代オリエント文明の中心地「肥沃な三日月地帯(Fertile Crescent)」を由来としている。ロゴも同文明の楔形(くさびがた)文字をモチーフとしている。
1.施工記録領域
施工記録サービス「蔵衛門(くらえもん)」を展開している。専用端末「蔵衛門Pad」またはアプリ「蔵衛門カメラ」で撮影し、「蔵衛門クラウド」を介して共有し、台帳を作成する。また、オプションとしてデータ通信サービス「ルクレSIM」を提供している。
なお、従来の買い切り版PCソフト「蔵衛門御用達」シリーズも販売しているが、買い切り版の既存顧客に対しては、機能をクラウド上で提供する継続課金型の「蔵衛門プレミアム」への契約切り替えを推進している。
2.成長記録領域
主に保育・教育現場での行事写真や日常の成長記録をオンラインで販売・共有するサービス「みんなの写真屋さん」を提供している。集合写真から目的の子供を抽出できる画像解析AI「うちの子AI」を有している。
収益は保護者が写真やデータを購入した際に発生する。従来の写真店を販売主体とするASP型から、自社が販売主体となるプラットフォーム型への移行を進めている。
3.整備記録領域
2026年6月より、車体整備事業者向けに修理・整備AIクラウド「AITURBO(アイターボ)」を提供している。
2025年9月期の売上高構成比は、施工記録領域68.0%(蔵衛門Pad 27.8%、蔵衛門プレミアム26.2%、蔵衛門御用達7.6%、その他7.2%)、成長記録領域30.9%(プラットフォーム型29.4%、ASP型1.1%、その他0.4%)、その他の領域0.2%。
1995年9月に富士通の社内ベンチャー制度により設立され、2009年3月に富士通との資本関係を解消した。現社名「Lecre」は、古代オリエント文明の中心地「肥沃な三日月地帯(Fertile Crescent)」を由来としている。ロゴも同文明の楔形(くさびがた)文字をモチーフとしている。
1.施工記録領域
施工記録サービス「蔵衛門(くらえもん)」を展開している。専用端末「蔵衛門Pad」またはアプリ「蔵衛門カメラ」で撮影し、「蔵衛門クラウド」を介して共有し、台帳を作成する。また、オプションとしてデータ通信サービス「ルクレSIM」を提供している。
なお、従来の買い切り版PCソフト「蔵衛門御用達」シリーズも販売しているが、買い切り版の既存顧客に対しては、機能をクラウド上で提供する継続課金型の「蔵衛門プレミアム」への契約切り替えを推進している。
2.成長記録領域
主に保育・教育現場での行事写真や日常の成長記録をオンラインで販売・共有するサービス「みんなの写真屋さん」を提供している。集合写真から目的の子供を抽出できる画像解析AI「うちの子AI」を有している。
収益は保護者が写真やデータを購入した際に発生する。従来の写真店を販売主体とするASP型から、自社が販売主体となるプラットフォーム型への移行を進めている。
3.整備記録領域
2026年6月より、車体整備事業者向けに修理・整備AIクラウド「AITURBO(アイターボ)」を提供している。
2025年9月期の売上高構成比は、施工記録領域68.0%(蔵衛門Pad 27.8%、蔵衛門プレミアム26.2%、蔵衛門御用達7.6%、その他7.2%)、成長記録領域30.9%(プラットフォーム型29.4%、ASP型1.1%、その他0.4%)、その他の領域0.2%。
コメント
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・直近(2026年6月)の特別利害関係者らによる株式売買単価は、分割を遡及(そきゅう)修正すると40円。
・売り出し後の既存株主と新株予約権者には180日のロックアップが掛かる。
〈ファーストインプレッション〉
近年普及が進む施工管理アプリを手掛ける企業ではあるが、従来の買い切りPC版の時代から手掛けてきた歴史がある。クラウド化への移行で一時は赤字に転落したが、その後は順調に収益が拡大している。新規参入した整備記録領域もデジタル化が進む業界であり、新たな成長の柱として期待できそうだ。創業者からの売り出しが多く、公開規模は大きめだが、主幹事は大手であり、ほとんどの株式を引き受ける。「SaaSの死」も沈静化するなかで、しっかりした展開が期待できそうだ。
・売り出し後の既存株主と新株予約権者には180日のロックアップが掛かる。
〈ファーストインプレッション〉
近年普及が進む施工管理アプリを手掛ける企業ではあるが、従来の買い切りPC版の時代から手掛けてきた歴史がある。クラウド化への移行で一時は赤字に転落したが、その後は順調に収益が拡大している。新規参入した整備記録領域もデジタル化が進む業界であり、新たな成長の柱として期待できそうだ。創業者からの売り出しが多く、公開規模は大きめだが、主幹事は大手であり、ほとんどの株式を引き受ける。「SaaSの死」も沈静化するなかで、しっかりした展開が期待できそうだ。
仮条件分析
(BB参加妙味
:B)
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想定価格: 1,360円
吸収資金レンジ: 45.4億円 - 52.2億円(今期予想単独PER: 14.8倍)
時価総額レンジ: 129.2億円
仮条件: 1,390円 - 1,480円
吸収資金レンジ: 46.4億円 - 56.8億円(今期予想単独PER: 15.2倍 - 16.1倍)
時価総額レンジ: 132.1億円 - 140.6億円
仮条件は想定価格を2.21~8.82%上回る90円幅で設定された。
〈強材料〉
営業益2桁億円、業績急拡大、現場DX化進展、割安、40%ルール達成、初値買い機運高まる
〈弱材料〉
荷もたれ感あり、SaaSの死、売り出し中心、オファリング比率高め、金利上昇
〈結論〉
Bとする。公開価格が仮条件上限ならば、初値は1800~2000円(希薄化後PER:20.4~22.6倍)を想定する。
既上場の競合を上回る業績なうえ、割安感もあるが、荷もたれ感は否めない。主幹事が証券最大手ということで機関投資家の参戦が期待されるが、海外募集がないため伸び悩むとみる。
写真を使った現場向けのソフトウエアを展開しており、主力は施工記録の領域となっている。スパイダープラスが図面を起点とした施工管理、エルイズビーが工事関係者同士のチャットをそれぞれ得意とするのに対し、工事写真の撮影から台帳作成までの効率化に主眼が置かれているのが特徴だ。
建設業では少子化による人手不足に加え、2024年からの残業規制強化を受けてDX化が進む。特にタブレットやスマートフォンの普及と重なり、現場においてもツールを使う環境が整った。近年こうした追い風を受けてスパイダーPやエルイズビーが上場。アンドパッドも上場を検討しているとされる。
こうした中、ルクレにはPC向けの買い切りソフト時代から手掛けてきた歴史があり、クラウド移行時の一時的な業績悪化を除けば業績拡大が続いている。今期売上高予想の41億円はスパイダープラスを下回るものの、営業利益は12億円と大きく上回る。増収率も20%と高いうえ、利益率は大きく向上する局面に入っている。
仮条件の希薄化後PERは15.7~16.7倍程度に抑えられており、エルイズビーの20倍台半ば、スパイダーPの17.5倍(コンセンサス)を下回る。競合を大きく上回る実績に加え、成長ペースも速いことを踏まえると、割安感は強いといえよう。今回、仮条件を上回る値付けの可能性は示されなかったが、レイヤードと同様に「SaaSの死」の影響を引きずった値付けになっているのではないか。
ただ今回、創業者が個人名義で保有する株式すべてが売り出しに回され、オファリング比率は47%に上る。業績規模や主幹事の面から機関投資家の参戦が期待されるものの、規模最大は60億円近くに上っており、荷もたれ感は否めない。スパイダーPの大株主には海外カストディの名前があり、長期的にはこちらにも外国人買いが期待されるものの、今回は海外販売は実施されない。こうした需給面を踏まえ、初値はPERが20倍で2割強の上昇となる1800円から節目の2000円までを想定する。
吸収資金レンジ: 45.4億円 - 52.2億円(今期予想単独PER: 14.8倍)
時価総額レンジ: 129.2億円
仮条件: 1,390円 - 1,480円
吸収資金レンジ: 46.4億円 - 56.8億円(今期予想単独PER: 15.2倍 - 16.1倍)
時価総額レンジ: 132.1億円 - 140.6億円
仮条件は想定価格を2.21~8.82%上回る90円幅で設定された。
〈強材料〉
営業益2桁億円、業績急拡大、現場DX化進展、割安、40%ルール達成、初値買い機運高まる
〈弱材料〉
荷もたれ感あり、SaaSの死、売り出し中心、オファリング比率高め、金利上昇
〈結論〉
Bとする。公開価格が仮条件上限ならば、初値は1800~2000円(希薄化後PER:20.4~22.6倍)を想定する。
既上場の競合を上回る業績なうえ、割安感もあるが、荷もたれ感は否めない。主幹事が証券最大手ということで機関投資家の参戦が期待されるが、海外募集がないため伸び悩むとみる。
写真を使った現場向けのソフトウエアを展開しており、主力は施工記録の領域となっている。スパイダープラスが図面を起点とした施工管理、エルイズビーが工事関係者同士のチャットをそれぞれ得意とするのに対し、工事写真の撮影から台帳作成までの効率化に主眼が置かれているのが特徴だ。
建設業では少子化による人手不足に加え、2024年からの残業規制強化を受けてDX化が進む。特にタブレットやスマートフォンの普及と重なり、現場においてもツールを使う環境が整った。近年こうした追い風を受けてスパイダーPやエルイズビーが上場。アンドパッドも上場を検討しているとされる。
こうした中、ルクレにはPC向けの買い切りソフト時代から手掛けてきた歴史があり、クラウド移行時の一時的な業績悪化を除けば業績拡大が続いている。今期売上高予想の41億円はスパイダープラスを下回るものの、営業利益は12億円と大きく上回る。増収率も20%と高いうえ、利益率は大きく向上する局面に入っている。
仮条件の希薄化後PERは15.7~16.7倍程度に抑えられており、エルイズビーの20倍台半ば、スパイダーPの17.5倍(コンセンサス)を下回る。競合を大きく上回る実績に加え、成長ペースも速いことを踏まえると、割安感は強いといえよう。今回、仮条件を上回る値付けの可能性は示されなかったが、レイヤードと同様に「SaaSの死」の影響を引きずった値付けになっているのではないか。
ただ今回、創業者が個人名義で保有する株式すべてが売り出しに回され、オファリング比率は47%に上る。業績規模や主幹事の面から機関投資家の参戦が期待されるものの、規模最大は60億円近くに上っており、荷もたれ感は否めない。スパイダーPの大株主には海外カストディの名前があり、長期的にはこちらにも外国人買いが期待されるものの、今回は海外販売は実施されない。こうした需給面を踏まえ、初値はPERが20倍で2割強の上昇となる1800円から節目の2000円までを想定する。
公開価格分析
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公開価格: 1,480円
吸収資金: 56.8億円(今期予想単独PER: 16.1倍)
時価総額: 140.6億円
公開価格、追加売り出しともに上限で決まった。引受価額は1361.60円。訂正目論見書によるとブックビルディングの状況は、(1)申告された総需要株式数が公開株式数を十分に上回ったこと、(2)件数が多数にわたっていたこと、(3)価格ごとの分布は仮条件の上限価格に集中していたこと――の3点が特徴だった。
9月は尻上がりに初値買い機運が高まったものの、日経平均株価7万円到達の裏で直近上場株は御役御免とばかりに軒並み安になった。もともとレイヤードの買い一巡で一服感はあったものの、今年の直近上場株は大手半導体関連株と逆相関の傾向があるだけに油断はならない。
一方、競合のスパイダーPは高値を回復。レイヤードも急落したとはいえ初値よりは高い水準にある。引き続き堅調な展開を想定する。
吸収資金: 56.8億円(今期予想単独PER: 16.1倍)
時価総額: 140.6億円
公開価格、追加売り出しともに上限で決まった。引受価額は1361.60円。訂正目論見書によるとブックビルディングの状況は、(1)申告された総需要株式数が公開株式数を十分に上回ったこと、(2)件数が多数にわたっていたこと、(3)価格ごとの分布は仮条件の上限価格に集中していたこと――の3点が特徴だった。
9月は尻上がりに初値買い機運が高まったものの、日経平均株価7万円到達の裏で直近上場株は御役御免とばかりに軒並み安になった。もともとレイヤードの買い一巡で一服感はあったものの、今年の直近上場株は大手半導体関連株と逆相関の傾向があるだけに油断はならない。
一方、競合のスパイダーPは高値を回復。レイヤードも急落したとはいえ初値よりは高い水準にある。引き続き堅調な展開を想定する。
初値予想
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初値予想: 2,000円(今期予想単独PER: 21.8倍)
初値買い妙味: B
初値は堅調と予想する。建設現場のDX(デジタル変革)化は、人手不足や残業規制の強化、モバイル端末の普及を背景に市場が拡大しているうえ、収益化は既上場の競合に比べて進んでいる。足元の成長ペースが速いわりに公開価格は割安感が強く、業績規模もあることから、多くの買いを集めるとみる。
写真を使った現場向けのソフトウエアを展開しており、建設現場などの施工記録領域を主力としている。スパイダープラスが図面を起点とした施工管理、エルイズビーが工事関係者同士のチャットをそれぞれ得意とするのに対し、工事写真の撮影から台帳作成までの効率化に主眼が置かれているのが特徴だ。また、保育・教育機関でのオンライン写真販売サービスも手掛けているほか、6月からは車体整備業界向けにも参入した。車体整備業界では、整備の実施記録が法令で義務づけられている。
建設業では少子化による人手不足に加え、2024年からの残業規制強化を受けてDX化が進む。タブレットやスマートフォンの普及も重なり、現場においてもツールを使う環境が整った。
そうした中、ルクレにはPC向けの買い切りソフト時代から手掛けてきた歴史があり、クラウド移行時の一時的な業績悪化を除けば、業績拡大が続いている。今期の営業利益は12億円と、既上場の競合を大きく上回る会社予想だ。
さらに、公開価格の希薄化後PERは16.7倍に抑えられており、足元の増収率が20%の会社予想と、成長ペースが速いことを踏まえると割安感は強い。最近のSaaS(クラウド型ソフトウエア)株の値付けは「SaaSの死」の影響を引きずってなのか、弱気になる傾向だ。
公開規模は60億円近くに上り、荷もたれ感は否めないものの、初値買い機運は2週間の空白を挟んでも強いことが確認された。海外売り出しがなく、参戦は国内勢のみのと想定されるが、初値はPERが20倍台前半となる節目の2000円まで押し上げられるとみる。
初値買い妙味: B
初値は堅調と予想する。建設現場のDX(デジタル変革)化は、人手不足や残業規制の強化、モバイル端末の普及を背景に市場が拡大しているうえ、収益化は既上場の競合に比べて進んでいる。足元の成長ペースが速いわりに公開価格は割安感が強く、業績規模もあることから、多くの買いを集めるとみる。
写真を使った現場向けのソフトウエアを展開しており、建設現場などの施工記録領域を主力としている。スパイダープラスが図面を起点とした施工管理、エルイズビーが工事関係者同士のチャットをそれぞれ得意とするのに対し、工事写真の撮影から台帳作成までの効率化に主眼が置かれているのが特徴だ。また、保育・教育機関でのオンライン写真販売サービスも手掛けているほか、6月からは車体整備業界向けにも参入した。車体整備業界では、整備の実施記録が法令で義務づけられている。
建設業では少子化による人手不足に加え、2024年からの残業規制強化を受けてDX化が進む。タブレットやスマートフォンの普及も重なり、現場においてもツールを使う環境が整った。
そうした中、ルクレにはPC向けの買い切りソフト時代から手掛けてきた歴史があり、クラウド移行時の一時的な業績悪化を除けば、業績拡大が続いている。今期の営業利益は12億円と、既上場の競合を大きく上回る会社予想だ。
さらに、公開価格の希薄化後PERは16.7倍に抑えられており、足元の増収率が20%の会社予想と、成長ペースが速いことを踏まえると割安感は強い。最近のSaaS(クラウド型ソフトウエア)株の値付けは「SaaSの死」の影響を引きずってなのか、弱気になる傾向だ。
公開規模は60億円近くに上り、荷もたれ感は否めないものの、初値買い機運は2週間の空白を挟んでも強いことが確認された。海外売り出しがなく、参戦は国内勢のみのと想定されるが、初値はPERが20倍台前半となる節目の2000円まで押し上げられるとみる。
初値分析
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初値: 2,030円(今期予想単独PER: 221.3倍)
/ 上昇率: 37.2%
/ 高値: 2,344円
/ 安値: 1,894円
/ 終値: 2,295円
出来高: 8,217,100株 / 対公開株数: 213.9% / 初値出来高: 1,704,800株 / 初値売買代金: 3,460,744,000円
堅調な初値が付いた。当初から2000円の節目が意識される展開となり、初値買い意欲が高まるなかで買い注文が節目に集中した結果、若干上回った水準で売り買いが一致した。個人を中心にさらに強気に見る向きもあったもようだが、50億円を超える公開規模は、ある程度の収益を伴うグロース株であっても重かった。
寄り付き後は引き続き2000円を意識したもみ合いで推移していたが、15時前後から商いが活発化し、一段高となった。本日は日経平均株価が大幅安で推移するなか、東証直近上場株のレイヤードが朝方からストップ高に張り付いたままとなっていた。全体が大きく売られるなかで、上値は重くても売りに押されなかったIPO株に、一点突破を狙う資金が流入した。
節目を抜けて高値圏で引けたことから、目先は一段高が期待される。ただ、すでに希薄化後PERは25.4倍となっており、割安感の修正は一巡した。15時以降の動きは、陽線形成を狙った仕掛け的な動きにも見えるだけに、短期筋の逃げ足の速さには注意が必要だろう。
野村証券からはリポートが出ている。足元ではクラウドユーザーの獲得が進み、売上高の成長と収益性の改善が続いていると指摘。26.9期と27.9期の営業利益は会社予想と同額を見込み、28.9期については前期比35.5%増の16億4300万円(EPS 130.2円)と予想した。
出来高: 8,217,100株 / 対公開株数: 213.9% / 初値出来高: 1,704,800株 / 初値売買代金: 3,460,744,000円
堅調な初値が付いた。当初から2000円の節目が意識される展開となり、初値買い意欲が高まるなかで買い注文が節目に集中した結果、若干上回った水準で売り買いが一致した。個人を中心にさらに強気に見る向きもあったもようだが、50億円を超える公開規模は、ある程度の収益を伴うグロース株であっても重かった。
寄り付き後は引き続き2000円を意識したもみ合いで推移していたが、15時前後から商いが活発化し、一段高となった。本日は日経平均株価が大幅安で推移するなか、東証直近上場株のレイヤードが朝方からストップ高に張り付いたままとなっていた。全体が大きく売られるなかで、上値は重くても売りに押されなかったIPO株に、一点突破を狙う資金が流入した。
節目を抜けて高値圏で引けたことから、目先は一段高が期待される。ただ、すでに希薄化後PERは25.4倍となっており、割安感の修正は一巡した。15時以降の動きは、陽線形成を狙った仕掛け的な動きにも見えるだけに、短期筋の逃げ足の速さには注意が必要だろう。
野村証券からはリポートが出ている。足元ではクラウドユーザーの獲得が進み、売上高の成長と収益性の改善が続いていると指摘。26.9期と27.9期の営業利益は会社予想と同額を見込み、28.9期については前期比35.5%増の16億4300万円(EPS 130.2円)と予想した。