前場コメント No.13 藤田観、福山運、TOYOTIRE、サッポロビー、雪印メグ、デンカ、クラレ

2026/08/07(金) 11:32
★11:01  藤田観光-急騰 通期営業益を上方修正 インバウンド需要で客室平均単価が上昇
 藤田観光<9722.T>が急騰。同社は6日、26.12期通期の連結営業利益予想を従来の120.0億円から132.0億円(前期比4.3%減)に上方修正すると発表した。

 上期において、欧米豪を中心としたインバウンド需要獲得に伴うADR(客室平均単価)の上昇などにより、売上高および各利益が前回予想比で増収増益となったことを踏まえた。
 
 26.12期上期(1-6月)の連結営業利益は62.7億円(前年同期比8.8%減)だった。

★11:03  福山通運-急騰 1Q営業益2.2倍 特積みの物量増加などが寄与
 福山通運<9075.T>が急騰。同社は6日、27.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は55.3億円(前年同期比2.2倍)だったと発表した。

 特積みの物量増加、貸切件数の増加、倉庫稼働率の改善および国際事業の新規連結などにより増収となった。4月の組織体制変更に伴い、コスト管理を強化し、増加傾向にあるコストの抑制に取り組んだことも寄与した。

★11:09  TOYO TIRE-マイナス転換 通期営業益を下方修正 上期は計画下振れ
 TOYO TIRE<5105.T>がマイナス転換。同社は7日11時、26.12期通期の連結営業利益予想を従来の940億円から900億円(前期比7.6%減)に下方修正すると発表した。上期の業績進ちょくや足もとの経営環境を踏まえた。想定為替レートは1ドル157円、1ユーロ183円。

 27.12期上期(1-6月)の連結営業利益は375億円(前年同期比22.2%減)だった。会社計画の420億円から下振れた。欧州でセルビア工場を核とした事業再編の過渡期で販売量・売上高が大きく減少し、国内も供給制約や燃料高騰に伴う買い控えで販売が低迷したことなどが響いた。

★11:10  サッポロビール-急騰 上期純利益2954億円 中計目標はROE8%以上 累進配当導入
 サッポロビール<2501.T>が急騰。同社は7日11時、26.12期上期(1-6月)の連結純利益(IFRS)は2954億円(前年同期は17.9億円)だったと発表した。サッポロ不動産開発の支配喪失に伴う利益を計上したことが寄与した。

 併せて、2027~2030年を対象とする新中期経営計画を発表した。ビールを中核に国内事業のプレミアム化を進め、海外ではSAPPOROブランドへの投資やCarlsbergとの提携を通じて展開を加速する。2030年の財務目標としてROE8.0%以上、EBITDAの年平均成長率10%以上、EPSを26年計画比1.5倍以上とし、EPSは調整後51円を基準に80~100円程度をめざす。成長投資枠は3000億~4000億円程度、株主還元枠は2500億円程度としている。

 株主還元方針も変更し、2030年のDOE目標を従来の4%以上から5%以上へ引き上げる。新中計期間中は1株当たり配当を維持または増配する累進配当を導入し、配当総額は800億円程度を予定する。適正資本水準の実現に向け、2030年までに総額1700億円程度の自己株式取得も実施する方針。

★11:10  サッポロビール-急騰 株主優待制度を拡充 100株以上から対象 電子クーポンを新設
 サッポロビール<2501.T>が急騰。同社は7日11時、株主優待制度を拡充すると発表した。2026年12月31日時点の株主名簿に記載された株主から新制度を適用する。対象は100株以上を継続して1年以上保有する株主で、初年度は継続保有期間が1年未満でも100株以上を保有していれば1年間継続保有とみなす。

 新たに電子クーポンを導入する。3年以上保有の場合、100~299株で1000ポイント、300~999株で4000ポイント、1000~1999株で8000ポイント、2000株以上で1万5000ポイントを付与する。300株以上では保有株数に応じてビールや飲料、社会貢献活動への寄付も選択できる。1年以上3年未満の株主についても、保有株数に応じて1000~8000ポイントの電子クーポンなどを選択できる。

 また、1000株以上を保有する株主には、サッポロライオングループなどで利用できる20%割引券5枚を別途贈呈する。電子クーポンは同社のECサイトやサッポロライオングループなどの国内店舗で、1ポイント=1円として利用できる。

★11:14  雪印メグミルク-マイナス転換 1Q営業益6%増もコンセンサス下回る
 雪印メグミルク<2270.T>がマイナス転換。同社は7日11時に、27.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は36.8億円(前年同期比5.8%増)だったと発表した。市場コンセンサスは39.3億円。

 売上高は、乳製品セグメント、飲料・デザート類セグメントおよび飼料・種苗セグメントのいずれも前年同期を上回った。各種コストアップに対応して前年に実施した価格改定効果も寄与した。

★11:15  デンカ-大幅続落 上期営業益を上方修正も戻り売りに押される 1Qは4.8倍
 デンカ<4061.T>が大幅続落。同社は7日11時、27.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の120億円から170億円(前年同期比74.5%増)に上方修正すると発表した。

 電子・先端製品などの需要が堅調に推移しているほか、ポリマーソリューション製品で原燃料価格の急騰に対応した販売価格改定を実施し、在庫受け払いによる一時的なプラス影響を見込む。ライフイノベーション製品の需要は想定を下回る見通し。

 27.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は110億円(前年同期比4.8倍)だった。

 なお、株価は一時プラスに転じる場面もあったが、戻り売りに押されている。

★11:29  クラレ-上げ幅拡大 上期営業益10%増 通期売上高予想を上方修正
 クラレ<3405.T>が上げ幅拡大。同社は7日11時、26.12期上期(1-6月)の連結営業利益は288億円(前年同期比9.8%増)だったと発表した。

 イソプレン事業は前年の減損損失計上に伴う減価償却費の減少や一部在庫評価差額のプラス影響により黒字転換した。機能材料事業は堅調な販売で増益となり、繊維事業も人工皮革「クラリーノ」や液晶ポリマー繊維「ベクトラン」の販売が好調に推移した。
 
 足もとの事業動向を踏まえ、26.12期通期の連結売上高予想を8500億円から8800億円(前期比8.9%増)へ引き上げた。利益予想は据え置いた。


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